デバッグモード

AIRをPS2DISで見て最初に思った事
「シンボル残ってへんやん・・・」

それでもラベル一覧を見ていくと
"DEBUG"というラベルがありました。

早速この場所へ飛んでみましょう
すると、DEBUG以外にSYSDBG
という文字列が近くに存在します
SYSという文字からシステムと予想出来ます。

"DEBUG"の文字列を参照先に指定して
F3を押してジャンプしてみて下さい
すると、1箇所だけヒットし
近くSYSDBGも存在します。

分岐命令を潰せば文字列を通過するので
それでデバッグモードが使えるようになりそうです
と思いきや潰しても効果が出るどころか
実際にはゲーム自体始まりません・・・
プログラムを書き換えるのが問題なんでしょうか・・・

そこで、再度プログラムを見て見ましょう
li命令で0001をレジスタに代入し
アドレス001AEDD0と001AEDD4に
0001をストアしている命令が存在します
デバッグを表示させるであろうプログラムに
意図的に0001をストアする命令があるという事は
もしかしたらデバッグフラグかもしれません。

そこで実際に001AEDD0に0001を書き込んでみましょう
ワードデータのストア命令なので
201AEDD0 00000001を暗号化して
1C8D6EF8 1456E7A6をPARに入力してスタート
すると、見事にデバッグ表示が出ました。
機能的には物足りない感はしますが(汗)


余談ですが
CGフラグやクリアフラグは
このデバッグフラグのアドレスから
シリアルコード風書き込みで
FFFFFFFFを何箇所かに書き込んだ所
CGが表示されるようになったので
あとは余分なフラグを立てないように
地道に数値を調べて見つけました。
これが3日ほど掛かりました(汗)