どのゲームもコントローラーでプレイします
例えば「○を押すと攻撃する」などです
ゲーム内ではコントローラーのどのボタンを押したか
その情報によってプログラムなどを操作します
「現状態で〜を押すとメニューを表示させろ」などなど。

パッド情報は大きく分けると2通り存在します
1つはプラス形式、もう1つはマイナス形式です
PS時代に良くコードなどに使われていたのが「プラス形式」ですが
PS2では「マイナス形式」の方が広まっています
理由はマイナスの法が探しやすいからです。

ボタンにはそれぞれ数値が割り当てられています

プラス形式ボタン値表
ニュートラル=0000
L2=0001 R2=0002 L3=0200
L1=0004 R1=0008 R3=0400
△=0010 ○=0020 ×=0040 □=0080
セレクト=0100 スタート=0800
キー上=1000 キー右=2000
キー下=4000 キー左=8000

マイナス形式ボタン値表
ニュートラル=FFFF
L2=0100 R2=0200 L3=0002
L1=0400 R1=0800 R3=0004
△=1000 ○=2000 ×=4000 □=8000
セレクト=0001 スタート=0008
キー上=0010 キー右=0020 
キー下=0040 キー左=0080

これらの数値を合計してゲームで処理します
プラス形式の場合はニュートラルの数値に対応値を加算します
例えば、L3とR3を同時に押した場合0200+0400=0600
△とキー上を同時に押した場合は0010+1000=1010です
マイナス形式はニュートラルの数値から対応値を減算します
△とキー上を同時に押した場合はFFFF-1000-0010=EFEFとなります。

このパッド情報を格納しているアドレスが複数存在し
存在アドレスや個数はゲーム毎に違います
このパッド情報が格納されているアドレスが特定できれば
好きなタイミングで効果が出るコードが作成出来るようになります。


簡易ボタン対応表

プラス形式
ニュートラル=0000
L2=0001 R2=0002 L3=0200
L1=0004 R1=0008 R3=0400
△=0010 ○=0020 ×=0040 □=0080
セレクト=0100 スタート=0800
キー上=1000 キー右=2000 
キー下=4000 キー左=8000

マイナス形式
ニュートラル=FFFF
L2=FEFF R2=FDFF L3=FFFD
L1=FBFF R1=F7FF R3=FFFB
△=EFFF ○=DFFF ×=BFFF □=7FFF
セレクト=FFFE スタート=FFF7
キー上=FFEF キー右=FFDF
キー下=FFBF キー左=FF7F